資金管理ってなに?資金管理って具体的にどうすればいいの?
今回は、こんな疑問にお答えします。
- バイナリーオプションにおける資金管理とは?
- 資金管理の重要性
- 資金管理は具体的にどうすればいいのか
- 実践的な資金管理術
- 資金が増減したら、いつ取引額を変えるべき?
この記事の信憑性
この記事を書く僕は、バイナリーオプション歴5年。年間8桁越えの利益を出している専業トレーダーです。
この記事を読むことで、バイナリーオプションで負けない資金管理法がわかります。
僕だからこそ話せる、バイナリーオプションの資金管理術についてわかりやすく解説していきます。
バイナリーオプションにおける資金管理とは?
資金管理とは、投資でよく使われる方法。あらかじめ投資金額を設定し、その一定金額で取引をしていくことをいいます。
バイナリーオプションでは、取引する金額を自分で決めることができます。
人気なバイナリー業者「ハイローオーストラリア」では、1000円~20万円の取引が可能。
感情任せで適当な金額で取引していては、バイナリーオプションで稼ぐことはできません。
そのため、この資金管理はとても重要になってきます。
資金管理の重要性
バイナリーオプションで勝てる手法をがあっても、資金管理ができていないと結果的に収支はマイナスになってしまいます。
例えば勝率70%の手法で取引したとして、残りの30%は必ず負ける時が出てきます。
負けたらかといって負けた額を取り返そうと、
- 倍の金額を賭けたり
- 全額BETしたり
と、無茶な取引をしてしまうと、いずれ資金が尽きてしまいます。
負ける人のほとんどがこのような負け方をしていますね。
そのため、勝てている人たちは、基本一定の金額を変えずに取引をします。
結論、バイナリーオプションは期待値を追い求める投資です。
バイナリーオプションで重要な期待値とは?
バイナリーオプションをするうえで、この【期待値】というものを知らないと今後稼いでいくことは厳しいですね。
期待値とは、勝率+投資金額に対して長期的に見た場合、取引1回分の平均収益がどれくらいあるかを表した値のこと。
これだけでは分からない方もいると思うので、もう少しわかりやすくかみ砕いて説明していきます。
期待値を計算する方法
ここからは、バイナリーオプションで重要な、期待値を算出する方法をわかりやすく解説します。
前提条件
- 勝率70%
- 1回の取引金額10000円
- ペイアウト率1.85倍
この条件の場合、100回取引を行ったとして、70回は勝ち、30回は負ける計算です。
ペイアウト率は1.85倍なので、1万円BETで勝った時の利益は、8500円という計算になります。
この条件で期待値を算出する場合、
- 70回勝つので、8500円×70回=59万5000円の利益
- 30回負けるので、10000円×30回=30万円の損失
①の利益-②の損失=29万5000円が100回取引した場合の純利益になります。
これは100回取引をした場合の収支になるので、これを平均した場合の1回あたりの取引で想定される利益が期待値となります。
ということは…純利益29万5000円÷100回=2950円が、1回の取引での期待値ということになります。
ここまでのまとめ
- 勝率70%
- 1回の取引金額10000円
- ペイアウト率1.85倍
この場合の期待値は、【2950円】という事になります。
そのため勝っても負けても、その取引の期待値は2950円あるということ。
期待値が0円以上あれば、長期的に見て収支はプラスになっていきます。逆に期待値が0円以下だと、収支はマイナスになっていきます。
期待値を知っていれば、負けた時も冷静でいられる
自分のトレードの期待値がわかっていれば、トレードで負けたとしても、
「あ~負けたけど期待値は2950円だから、2950円分の価値がある取引だった。この負けも想定のうち、しかたない」
と安心できます。
この期待値を覚えておくと、メンタル管理するうえでも有効なのでぜひ覚えておきましょう。
バイナリーオプションは期待値を追い求める投資。それには資金管理を徹底することが必須なので、資金管理はとても重要な要素になります。
▼期待値についてもっと詳しく知りたい方はコチラの記事で解説しています▼
資金管理は具体的にどうすればいいのか
資金管理は、自分が保有している投資資金にたいして〇〇%の金額で取引していくというのが基本になります。
要約すると、基本的に金額を変えずに一定の金額で取引していくことが資金管理の基本になります。
資金管理は使っている手法や勝率などにもよって、資金の何%で取引していくかは変わります。
例えば…
100万円の保有資金に対して、5%で取引していくとなった場合、100万円×5%=1回の取引額は5万円ということになります。
巷でよく聞く資金管理方法は危険
よく聞く資金管理法には、誤った情報が多いです。
よくある情報で、「資金の10%で取引しましょう」と書いてあるところが多くみられますが…
はっきり言いますが、資金の10%で取引するなんてもってのほか。長期的に考えると確実に破産します
どんないいい手法であっても、資金の10%の取引ではいずれ破産する
僕はバイナリーオプションの過去検証を膨大な量やってきましたが、資金管理に対しての破産確率についても膨大な検証を行ってきたのではっきりと言えます。
どれだけ勝率がいい手法であっても、資金の10%で取引していては破産する可能性は非常に高いです。
では結論どうすればいいのか?ここから実践的な資金管理術を解説していきます。
実践的な資金管理術
結論申し上げますと、どれだけいい手法を使っていようと、取引する額は保有資金の1~5%にしましょう。
自分の手法の勝率によって、資金の何%の取引をするのかは変わってきます。
前提として、バイナリーオプションで出せる勝率は、実用的な手法で考えるとよくて70%前後が限界です。
バイナリーオプション界で勝率70%というのはすごい数字。年間収益1000万円も夢ではないほどに高い勝率です。
▼バイナリーオプションの勝率についての詳細記事はコチラ▼
それだけすごい数字の勝率70%でも、資金の5%の取引はけっこう攻めた金額。
破産するリスクは高くなってしまうので、取引額は最高でも資金の5%までに抑えましょう。
破産のリスクを回避する!最大ドローダウンを知ろう。
バイナリーオプションの検証でよく使う用語で、【最大ドローダウン】という用語があります。
最大ドローダウンとは、過去何年間の検証のなかで、一番資金が減った時期の金額のこと。
今後の未来でもくるかもしれない最大ドローダウンに備えて、リスクを回避するために資金管理が大事になってくるんです。
では話を戻しますが、勝率70%の手法で、資金の5%で取引した場合、過去10年間のなかで、初期資金に対して半分の金額がマイナスになっている時期が何度か発生しています。
これは僕が長年検証してきた膨大なデータからして間違いありません。
例えば100万円資金の5%(5万円)で取引した場合、50万円マイナスになる時期があるんです。
この損失にメンタルが絶えられるかどうかは人によりますが、この損失額は勝てているトレーダーからすると大きな損失と考えます。
最大ドローダウンを考慮したうえで最適な資金管理は?
これまでの説明を踏まえたうえで、結論、僕はがおすすめするのは資金に対して3%の金額で取引することをおすすめします!
本来リスクを回避することを考えると、資金の1~2%がいいのですが、あまりに利益の増え方が少額すぎてもモチベーションがでません。
そのため、はじめのうちは資金の3%くらいで取引し、資金が増えてきたら2%、1%と下げてリスク回避していくことをおすすめします。
ちなみに絶対に資金の5%で取引してはいけないという事ではないので、判断は人それぞれ。自分と相談して決めよう!
資金が増減したら、いつ取引額を変えるべき?
結論、1か月に1回、取引額の変更をすることをおすすめします。
僕がやっているのは、月初め一日に、その月の取引額を決めて、その月は決めた一定額で取引しています。
例えば
- 1月時点で資金が100万円だったら…その月の取引額は3%の3万円
- 2月時点で資金が120万円に増えたら…その月の取引額は3%の3万6000円
- 3月時点で資金が90万円に減ったら…その月の取引額は3%の2万7000円
といった感じ。
取引額を頻繁に変えていては、資金管理がめちゃくちゃになってしまいます。
負けても勝っても、最低でも1か月は一定額で取引を続けるようにしましょう。
まとめ
今回は、バイナリーオプションにおける資金管理について解説させていただきました。
今回解説した内容
以上4つの内容解説させていただきました。
- バイナリーオプションで稼ぐには、資金管理の徹底が必須
- どれだけ勝率の高い手法を使っていても、資金に対して1~5%までの金額の取引に抑える。
- リスク面、モチベーション、利益効率を考慮すると資金の3%の取引がおすすめ
- ある程度資金が増えたら、1~2%に取引額を落とし、リスク回避を強化する
- 取引額変更のタイミングは、最低でも1か月はあける
以上が本記事の解説の結論、まとめです。
今回解説させていただいた資金管理は、何度も言いますが非常に重要な要素です。
これを機に資金管理を徹底していき、バイナリーオプションで勝てるトレーダーを目指しましょう。
コメント